皆様こんにちは!工務課です。
今回から何回かに分けて工務課からの目線でお伝えするお役立ち情報を
アップしていきたいと思います。第1回は皆様馴染みのある畳(天然イ草)のお手入れ方法を
お伝えしたいと思います
【お手入れ方法】
@ 掃除機はイ草の目に沿ってゆっくりあまり力を入れずに丁寧にかけて下さい。
1畳に40〜60秒かけてかければアレルゲンの減少・増殖防止となります。
A 拭き掃除は乾いた雑巾でイ草の目に沿って丁寧に拭いて下さい。
→汚れがひどい場合
中性洗剤を入れたぬるま湯で雑巾をすすぎ、固く絞って汚れをふき取り
乾いた雑巾でカラ拭きして仕上げて下さい。
B 天気の良い日は空気を循環させる為に、窓を開け風を通してください。
→空気の循環により湿気の防止になります。
C 4〜5年目に表替え、10年〜15年目で入れ替えが一般的な目安です。
※ただし使用頻度や状況により変わります。
【トラブル対処法】
油性マジックで汚してしまった!!
市販のマニキュアの除光液や、シール剥がし液などを乾いた雑巾に含ませ
丁寧にこすり取ります。つぎに乾く前にぬるま湯を含ませ固く絞った雑巾でふき取ります。
最後は乾いた雑巾で丁寧にカラ拭きして仕上げて下さい。
焼け焦げを作ってしまった!!
周囲のコゲを、目の細かいサンドペーパーで削り、穴を畳の色に近い木工用ボンドで固めます。
透明のセロハンテープを小さく切って貼っておくと傷みは広がりにくくなります。
醤油やソースをこぼしてしまった!!
すぐに塩、小麦粉、ベビーパウダー、粉末洗剤などをふりかけ、水分を十分に吸い取らせます。
その後粗塩をふりかけ、たたいて畳の目からパウダーを浮き出させて、掃除機で丁寧に吸い取ります。
最後は乾いた雑巾で丁寧にカラ拭きして下さい。
カビが生えてしまった!!
畳を外にだし、日光で十分乾燥させブラシなど丁寧にカビを落とし、掃除機をかけて除去します。
さらに市販の消毒用アルコールを布につけ丁寧に拭きとり、風通しをよくし、乾燥させれば効果的です。
※カビの状態があまりにもひどい場合は、専門業者にまかせるのをおすすめします。
クレヨンで汚してしまった!!
市販のクリームクレンザーを少量乾いた雑巾につけ、丁寧に少しずつこすり取ります。
次に乾く前にぬるま湯を含ませ固く絞った雑巾でふき取ります。
最後は乾いた雑巾で丁寧にカラ拭きして仕上げて下さい。
虫が発生してしまった!!
市販のスプレータイプの殺虫剤などで駆除しますが、事前に殺虫剤の説明書をよく読み、
使用する人に害が及ばないように注意して下さい。虫の種類によっては駆除方法が異なりますので、
専門業者に相談する事をお勧め致します。虫を発生させない為には、エサとなるカビ・食べかす・ホコリなど
をこまめに掃除して吸い取り、また室内の換気をよくし、虫の発生条件の大きな要因となる部屋の湿度を下
げるなど心がけましょう。
家具の跡がついた!!
へこんだところに適度な霧吹きをかけ、ぬれタオルを当てスチームアイロンをかける。
このようにたくさんお手入れ方法や、トラブル対処法がございます。
トラブルでお困りの際は一度お試しくださいね!
次回は樹脂畳のお手入れ方法をご紹介します。